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日本の農業で世界へ~起業の記録~

京都大学農学部卒業、外資戦略コンサル、ITベンチャー役員を経て、製菓会社の社長として経営再建を経験。現在、米国バブソンMBA留学中、2016年6月D-matcha株式会社(https://dmatcha.jp/)を設立。

私がブログを始める理由

思い切って、ブログをはじめます。

初回投稿なので、なぜ柄にも合わずブログを始めようと思ったかをお話ししようと思います。

 

(1)今までの経験を文章にすることで、整理したい。 

数年前に経験した菓子会社の経営再建で、たくさんの困難を経験しました。経営者として悩み、数多くの失敗も経験しました。
この経験を風化させないように、そして、それが似た境遇の方たちの役に立ったり、励みになることを願い、書き起こすことにします。

 

米国MBAを経験して、日本という国の良いところ、直したいところ、今まで気づかなった視点が生まれてきました。
世界中から集まる学生達との議論を通じて、今後の世界の行く道、日本がその中でどういった役割を果たしていくか、その日本に自分としてどう貢献するか、そんな視点を文章にしながら自分なりに整理したいと思います。

 

(2)経営者として自分が考えていることを発信したい。

食・農業ビジネスへの想い

私は食にかかわるビジネスを通じて、人々の「健康」に貢献できる事業を行いたいと長年考えてきました。
幼少期に身内の不幸を通じて、人生において「健康」が大事だということを強く実感しました。
自分の好きな分野・強みを活かせる分野である「食・農業」という業界でこれを実践していくと決意しました。

 

農学専攻のバックグラウンドと商売経験から、農業分野においては、農業に対する理解とともに、販売まで行える事業体が必要だと感じてきました。
どれだけ優秀な農家さんでも、美味しいものを創ると同時に、販売に同程度、力を入れるというのは1人の人間である以上、なかなか難しい。
生産から販売まで一気通貫で事業を経営することで、農業という産業に市場で戦う新たな強さをもたらしたい。

 

小売業界で働く、ということ

小売業界で商売をする中で感じてきた問題意識。儲かる仕組みとともに社員が健康で幸せに働き続ける環境を創りあげなければならない、ということ。

日本の小売産業は、概して勤務時間が長く給与が低い。ディベロッパーからの制約等、様々な問題で構造的にこのような現象が起きてしまっています。
この構造的な問題に、まずは自分の周りから、取り組もうと決意しました。

 

海外と戦う、ということ

 日本はこの先、超高齢化社会が進み、国際的に相対的に力が弱くなっていきます。

一方で、日本人の持つ誠実さ、堅実さ、歴史、文化の奥深さは、抜きんでています。海外生活を経て、一層、確信を深めています。

小売は内需だけに頼るのではなく、外需を取り込み成長し、国に富をもたらすことを考えるべき時代に来ています。ただ、現状の小売業界は、それを海外に持ち出す力、発信することが苦手なのです。人材も不足しています。

私は、日本の食の持つ素晴らしさを世界に発信していくことで、日本の農、食分野の発展に貢献していきます。

 

ベンチャーが世の中にもたらすこと

 大企業が良しとされ、自分の事業に挑戦する人が少ない環境を変えたいと強く想っています。

縮小経済・成熟した社会において変革をもたらすのは、草の根的に物事を実際に「やる」起業家たちであり、評論家ではありません。
夢と希望をもって挑戦する起業家が、日本で増えていく土壌を創っていきたい。

 

最後に、日本には優秀だが出産や結婚を気にキャリアを考えていく女性がたくさんいます。あきらめや忍耐ではなく、どう働き方・仕組みを構築していけばよいのか。
豊かな人生を送るための働き方とは何なのか、女性だけでなく男性にも共通する問題です。そういった働き方を社会に提示していけるベンチャーを創っていきたい。

 

(3)結果、共感してもらえる人がいたら一緒に仕事がしたい。  

やはり仕事は、同じ目標を目指せる人、価値観を共有できる人と一緒にしていきたい。そのために、私が経営者としてどんな考えをしているか、ということを知ってもらうことが必要だと思いました。
もちろん考え方の違いなど、ダイバーシティは大歓迎です。建設的な議論を重ねていける仲間を増やしたいと考えています。

 

世の中を良くしていくのに、幸せになるのに、一人だけでは難しい。今、自分で文章を綴りながら、その道のりの険しさ、ゴールの高さに改めて身を引き締めています。
様々な分野で様々な強みを持つ人々と協働していきたい。
このブログがそういった人々との出会いやプロジェクトのきっかけになれば幸いです。

 

(C) 2016 daikimatcha